【2017年12月31日ニュース】大高正二氏が起訴された模様


 裁判所前の男として、東京高裁・地裁庁舎で裁判所の監視活動を行っている大高正二氏が、起訴された模様です。裁判正常化道志会では、大高氏が逮捕されたという情報を12月12日ごろにつかみ、その状況に関する調査を行っていました。12月20日に、会員が拘留されている大高氏に面会しましたが、面会時間が短く、会話内容の制約もあり、十分に事情を聴くことができませんでしたが、12月28日が拘留期限であるので、その日に起訴されるか不起訴で釈放されるか決まることがわかりました。

 12月28日に拘留されている機関に問い合わせたところ、大高氏は釈放されていないということで、起訴されたことが確認されました。

 2010年に起こった、裁判所が主導した意図的な冤罪事件である「810転び公妨事件」のときに大高氏を支援し、また大高氏の裁判批判に関するドキュメンタリー映画を制作発表したレイバーネットのホームページの記事によると、大高氏は、12月7日の午前10時18分ごろに、東京地裁庁舎内の618号法廷前通路で、東京地裁職員に退去を要求され、それに従わなかったので、10時38分に不退去罪で逮捕されたということです。

 12月10日に、東京地裁の泉有美裁判官が大高氏の勾留を認め、21日にこのことに対する勾留理由開示公判が開かれましたが、810転び公妨事件を彷彿させる警備法廷の態勢が敷かれ、三浦裕輔裁判官は傍聴人を敵視する弾圧裁判を実施し、19人の傍聴人のうちの7人に退廷命令を出し、当事者の大高正二氏も退廷させられたということです。

 810転び公妨事件の裁判が一段落したのち、大高氏は裁判正常化道志会の会員との会話で、裁判所の対応が改善されたと語っており、また、最近は裁判所前での演説を行わず、裁判の傍聴を行っていたということです。そのような活動により、裁判・司法を改革できるのではないかと期待していたのかもしれませんが、裁判所の本質は何も改善されなかったようです。裁判の公開の原則を踏みにじり、傍聴人を放縦に締め出し、逮捕起訴させるという裁判所の横暴を許すべきではありません。

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